北欧の生活協同組合 F.D.B.とは?

 プロシャなどとの戦いの後、デンマークでは国民が協力し合って敗戦のキズを癒し、生活を豊かにしようという機運が高まっていました。国民学校がつくられ、農地改良と酪農による立国が計られていきました。そんな中から働く人々それぞれがわずかな資金を出し合って、生活資材、物質を共同購入するという生活協同組合が自然に生まれ始めました。

 

 19世紀の半ば、それらをさらにまとめた「消費者組合の連合組織」がつくられ、デンマーク語のイニシャルをとってF.D.B.と呼ばれるようになりました。F.D.B.は各地にある雑貨屋をメンバーとして共同仕入れをし、安い食料品や雑貨を売る店をチェーン展開していきました。ブルーセン(消費者)と名付けられたこの店は、全国に、町の数だけできていき、「美しく、安く、丈夫な家具」も販売するようになりました。

 

 現在のF.D.B.には巨大な組織としての力はなく、ドイツ、スウェーデンの量産店との競争におされています。家具専門店の多くは閉鎖されてしまい、タームの家具工場も1、2度所有者が移り、現在はKVIST(クヴィスト)社の所有になっています。ここでは、J39やハンス J・ウェグナーのロッキングチェアをはじめとする歴史あるかつての名作と共に、トム・ステップのジャイブなど、新しい家具も生産、販売されています。

 

 

 

 

 

 

 

 


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